高学歴兵士たちの憂鬱な日常 中公新書 高田里恵子 中央公論新社ガクレキ カイキュウ グンタイ タカダ,リエコ 発行年月:2008年07月25日 予約締切日:2008年07月18日 ページ数:320p サイズ:新書 ISBN:9784121019554 高田里惠子(タカダリエコ) 1958年(昭和33年)、神奈川県生まれ。
東京大学大学院人文科学研究科博士課程(ドイツ文学専攻)単位取得満期退学。
現在、桃山学院大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 わだつみが聞いた声ー高学歴兵士は何を体験したか/第1章 月給取と腰掛OLー高学歴兵士はなぜ嫌われたか/第2章 エゴイストを撃てー高学歴兵士はどこでつまずいたか/第3章 帰ってきた学徒兵ー高学歴兵士はいつ追悼されたか/第4章 エリートの作り方教えますー高学歴兵士はどう教育されたか/第5章 アプレゲールの高学歴兵士ー山崎晃嗣という一例 戦前の日本で、旧制高校から帝国大学へと進む学生たちは、将来を約束されたひと握りのエリートであった。
彼らはある時期まで、軍隊経験をもつ時でさえ、低学歴者にはない優位を与えられた。
それが、第二次大戦もたけなわとなる頃から、彼らも過酷な軍隊生活を送らざるを得ない情況となる。
本書は、最も「貧乏クジ」を引いた学徒兵世代の恨みと諦めの声を蒐集し、世代と階級を巡る問題を照射するものである。
本 人文・思想・社会 軍事 新書 人文・思想・社会
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